23 クイーンS

2023/07/30

JRA札幌

t f B! P L

レース概要

直線は266mと短く、しかしコーナー距離は3から4角で600m弱もある円に近いコース。旧名古屋競馬場にレイアウトが似ており、実際馬券傾向も似ていると思う。強い馬の強さが発揮されやすく着差がはっきり開きやすい。
1800コースにおいてはスタートからコーナーまでの距離も185mと非常に短く、激しい先行争いがおこる事は稀。スタートの反応とどれだけ枠が内かで隊列が決まるケースが多く、これに開幕間もない(開催4日目)馬場がさらに内の優位に拍車をかける。基本は内の先行が優位だが、このレースにおいては牝馬戦線の一流どころも出走する事が多く、頭には末脚をしっかり使える「強い差し馬」が勝ち切る姿を見る事が多い。頭とヒモで考え方を分けた方が的中に近くなるコース。

①コスタボニータ 松山

内の先行。短い距離での速い末脚実績がモノを言いやすいこのレースで、1600実績豊富で末脚も速い部類のこの馬は当然狙える。2走前の重賞は内で追い出しを待たされた中、直線の2/3ほどで挽回して獲得した3着。今日のコンセプトには一応合致していて、あとは進路が開くかどうか。距離を気にせず頭までケアするべき

③ライトクオンタム 武豊

2走連続で精神面の脆さが表面化した形で惨敗。ディープ産駒らしく跳びのきれいな大きいフォームが特徴だけにこの枠を立ち回りで活かすレースは期待しづらいが、外を伸ばすレースに特化してハマった場合抜け切る末脚力は備えていると思う。斤量も非常に魅力だが騎手の減量は不安材料。今日の他レース結果を注目して取捨を考えていきたい。単勝だけを想定すると人気過ぎでおいしくないが…

⑤サトノセシル 佐々木

血統がめちゃめちゃ狙いたい(Frankelも母父のDanzig系も競馬場・コースで鬼実績)事と、今をときめく佐々木J。洋芝場の函館で2年目にして開催リーディングを獲得したのは注目しておきたい材料。休み明けは本来好む馬で全く気にならないが7/12に右前脚のウラを痛めた事が微妙な人気につながっていると思われる。結論から言えば「全く問題なし」。追い切りの様は両方確認したが、フォームに対する影響のなさは確認されており、最終追いも軽い内容で終われるくらい仕上がりに不満ない状態で来られていると思われる。このレースはリピーターレースで当馬は3着、2着と実績豊富。悪い状態でないのなら当然主軸で狙う。

⑧キタウイング 江田

前走は距離、2・3走前は能力の対応限界と考えれば着順は全く気にならない。1600mにおける末脚力はこのメンバーだと及第点。パワー系馬場での末脚力は実績豊富でさらに頼りがいある。それならば斤量の軽さを頼りに他の3歳馬と同じだけ狙えても当然の事に思える。調教のデキも上位。頭まで視野にしっかり狙う。

⑪ジネストラ 三浦

母方が洋芝得意で父はカナロア。このレースはスプリント系血統の実績が目立ち、Danzig系以外にもクロフネ、サクラバクシンオー、クロフネの出身デピュティミニスター系とハイスピードレンジを維持する能力に長けた系統が強い。その意味でカナロアは完璧にマッチするわけではないが、優秀なスプリント血統という枠で考えて狙ってみる。走りももちろん期待度十分で、マイルの末脚力は十分ある。

⑫ミスニューヨーク デムーロ

格も十分だがマイルの決定力は優秀で、狙い条件に合う。序盤があまりに悪いのだが。調教はやっぱりというか格上らしく最も目を引く内容。頼りたい1頭。

評価できない人気どころとその理由

  • ④ルビーカサブランカ 末脚力に欠き、人気を被って飛ぶ距離短縮馬。苦戦する
  • ⑦ドゥーラ 決定力が不足のわりに人気すぎ。札幌2歳Sは開催最終日で真逆条件

    調教メモ

    イズジョーノキセキ 7/26札幌芝3F
    緩いコーナーから一転直線入り口の手前替えをきっかけに脚を使う内容。ピッチな走りの脚元はハツラツという印象。

    ウインピクシス 7/20札幌D5F軽め
    首が立ち目のフォームだが手先の返しは鋭い。軽すぎでそれ以上は判断できない
    7/26札幌芝5F 
    促されての反応や伸びに不満はない。良さもないが。やはり首が起きたフォームが目立つ

    キタウイング 7/26函館W5F併せ
    直線入り口遅れ気味から併入に持ち込む鋭さはさすがか。可も不可もない

    グランスラムアスク 7/26札幌D5F併せ
    手前を替えるところまでは優勢にみえたが、直線入ってしばらくにようやく替わった左手前はフォームの伸びやかさと裏腹に劣勢に感じられた。直線の伸びは案外に終わる事を想起させる内容

    コスタボニータ 7/26札幌芝5F
    それなりに速くやっているように見える。左手前に替える際ちょっとラグがあり、7完歩くらいで右手前に戻す。体はスマートな印象だが悪いとまでは思わない。

    サトノセシル 7/20美浦南W3頭併せ
    実戦に近い形での動きの確認といった内容に見える。脚の運びに違和感は全く感じないし、中間の頓挫は気にしなくて良い(それを確認した追い切り)と思う
    7/27札幌D4F
    軽い内容で調子うんぬんは分からない。

    ジネストラ 7/26札幌芝5F
    アタマの高さは目に付くが、荒ぶった印象の走りも力強さの範囲内と思える。コーナーから直線までは流麗に感じたが直線からは前への推進が上に抜けるイメージのバタっとした走りになる。好みじゃないが悪くはない。

    ドゥーラ 函館W4F
    頭の高さは抑えられてのモノという印象。直線入って合図にも普通に反応できている。鋭いとか伸びやかとかはないが悪い点もない

    トーセンローリエ 函館W5F3頭併せ中
    時計は出ていないが映像のコーナー入口で積極的に出ようとする意志を抑えられている様が映っている。前がかりさで脚を失ったか直線では内の馬にまったく抵抗できず1馬身離されて入線。コントロール含めて良くない印象の内容。

    ビジン 札幌芝5F軽い
    内容からフォームの確認とコントロールを確かめる、といった印象。跳びが少し大きく感じるが、軽い内容がそういう印象を生むのかもしれない

    ミスニューヨーク 7/19栗東CW6F3頭併せ内
    見えているのはコーナーと最後だけ。差のある状況から合図を受けて反応し、外の相手とそん色ないところまで挽回してみせるあたりはさすがを感じる。
    7/26函館W5F
    首を使ったスマートなフォームから直線の手前替えで一瞬ラグを感じたが前足を前にしっかり出すフットワークで滑らかに駆け抜けた。スピード感はそこまででもないが調整として好印象の動きではある。

    ライトクオンタム 7/26函館W5F
    ディープ産駒らしいきれいで大きな跳びから躍動感感じるコーナリング。直線入ると緩むというかそれ以上ペースを上げられないといった印象の走りで流しながらフィニッシュ。悪くはないがコーナーの動きからすると直線の動きは物足りない。

    ルビーカサブランカ 7/26函館W5F
    流しているなかでフォームのきれいさや脚の回転はさすがを思わせるエレガントさ。軽いというより終始おさえているというイメージの内容。

    ローゼライト 函館W5F
    左前のさばきが硬い印象が目に付いた。合図を入れて手前を替えて、伸ばすのかなと思ったら抱えたまま最後まで流した。良い訳ではないが悪くない

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