24 帝王賞

2024/06/26

●NAR Jpn1 ●大井

t f B! P L

掲示した情報

レース概要

 火曜日時点の馬場は全体で1秒はかかる印象のパワー系馬場。雨が激しかった事で砂の補充があったのかもしれない。当日に向けた調整でどこまで速くなるかは確認する以外ないが、外回りコースでの時計、特にあがり3Fの時計が同クラスの平均値と比べてどれくらい違うかを調べると状況が把握しやすい。もちろん上級クラスに行くほど、メインレースに近いレースになるほど確度が高くなる。

 全体の展開はまだしも、ペースがどれくらいになりそうかが不透明。今回コメントから⑦セラフィックコールがしっかり自分の持ち味を出すつもりでレースする。⑦が動いてから全体が反応する勝負所が予想されるので、仕掛けは早いよりは遅くなるケースが濃厚となる。
 序盤からがどれだけ激しくなるか、また後方勢に対するセーフティリードをどれだけ早く先行勢が取りに出るかが結果に大きく左右しそうな点になる。②ライトウォーリアに前走逃げ切りを許しているだけにあまり緩い入りは想像しづらい。ゆったり目に最序盤をクリアしたい⑤ノットルノにとっては枠も含めて嫌な展開。⑫キングズソードも緩くいきたいが外枠を引いて注文はつきにくく色んな意味でラクな最序盤を望める立場になった。激しい最序盤は、それに対応可能な馬の好走しか許さず、早めにセーフティリードを確保しようとする動きもけん制するので今日はそうなる可能性が高いとは思う。パドックで②や⑧ウィルソンテソーロの気配が良いと感じるなら高速序盤のショートレンジスパート勝負になりやすい、と覚えておけばよい。その場合はどんなに気配よくても⑤の割引は必要になる。

①グランブリッジ 坂井

近2走は同一コースで素晴らしい走りを連続披露。川崎記念では「枯れて見えて良く見えない」と断じて好走されたが、その時の走りがここ1年でもっとも素晴らしいパフォーマンスだった(苦笑)。その前2走が+10キロ状態で走っていたため勝負所の反応が鈍かったりついていけない雰囲気につながっていた様子。調教は走らない馬のわりに時計が素晴らしいので水準以上のデキはある。これ以上体が減る事がウエルカムとは思えないが440キロ前後で出走なら「買っておかなければならない」存在と思う。ふくらみやハリよりは枯れて見える方が良いのも注意点

②ライトウォーリア 川崎・吉原

右回りがイマイチというより馬場の重さの問題だろうが、近2走とその前の3走がはっきり戦績が分かれている。そもそも近2走は地元だったのもある。コメントで大井の砂が…という趣旨の発言あるが、砂そのものは川崎と同じ。パワー系馬場より高速馬場希望という風に読み替えて覚えておきたい。馬場が望み通りの様子ならこちらも外して考えるのは危ない1頭。ショートなスパート距離が歓迎なのでハイペースはウェルカム。⑧とセットになりやすい

③ディクテオン 横山和

①と同様に自分の型がしっかりしており能力分は良くも悪くもしっかり走る。名古屋GPを経て①<③は明白、と考えていたが今では①>>③がはっきりしてしまった。前がやりあう前半を経て、⑦が早めから動くレースになると出番を望めるが…

④サヨノネイチヤ 大井・西啓太

前走もまずまずだが3走前②を大井1800で捕えた勝島王冠が素晴らしい内容。距離もやはり2000だと長い印象だし、良さはパワー馬場に負けない末脚力なのでスローペースの動き出し勝負が理想形。ペースがあがると対応力の問題が出てきて、普通に考えると惨敗の原因になる。そこまでのスローは考えにくいが…

⑤ノットゥルノ 武豊

④が好走できるレースになると⑦も含めてこの馬が誰にも抜かせずゴールしている可能性が一番高い。好凡走のカギは回りの問題というより最序盤の緩さとは今でも思っていて、緩いとはペースももちろんだが周囲からのプレッシャーの濃淡という部分が最も大きいと思う。いわゆるトライアルホース、GⅡハンターの特徴がこの馬の正体と私は考えている。今日は⑧がいて②がいてと温くない

⑦セラフィックコール レーン

前走惨敗の原因を特定できないと今日のスタンスが決まらないと思っていたが、前走はマイナス体重にも表れるようにレース間隔が短い事が指摘できる。思えばみやこS→チャンピオンズCも間隔短く、そこから立て直したダイオライト記念〇→詰めた出走の前走×という結果。母父の特徴がそういえば一戦入魂タイプだった。
今回に際して普段はしがらきから直前入厩が基本だが、在きゅう期間をしっかり取り2週続けてキングズソード相手に濃い併せ馬を消化しているあたりに勝負度合いの高さを感じる。実力を出し切るレースを志向なら2着は堅いと思える

⑧ウィルソンテソーロ 川田

ドバイWCもフェブラリーSもびっくりハイペースというより乱ペースすぎの印象で、そこで鍛えられた経験を活かした前走の粘り・好走という部分を強く感じる。イクイノックスもそうだったが、とんでもハイスピードレンジのレースペースで全体を作ったうえで自身は末脚もしっかり持たせるというレースがキタサンブラック産駒の強さの特徴で、この馬もそういうレースで良さがもっとも活きると思える。
ハイペースからのサバイバル戦となると対応できる能力者が限られる意味で馬券は組み立てやすいが、同時に大きな配当も望みづらい…(苦笑

⑩バーデンヴァイラー 川崎・森泰斗

前走は移籍緒戦で+26キロ。それであの先行、あの結果なら仕上がればどれだけいけるか…と考えていたらやはり今回はバッチリ仕上がったらしい。砂被り×の先行馬だが今日は外枠でまずまずの立場。この馬もいるから緩い前半は見込みづらいというのもある。②と同きゅう舎だが遠慮なく前に出てくるだろうし、両方好走というのも十分ありえる。最序盤が締まるほど自身は厳しくなってしまうが…

⑪メイショウハリオ 浜中

状態が(とても)悪い。今日は前2年とは異なり雨馬場でないのもポイント。やはりベストは1800であって2000じゃないと思う

⑫キングズソード 藤岡佑

この馬の扱いが一番難しい。東京大賞典の敗因は内枠対策を序盤のいなしで対応しようとしたところ前残りペースに失ったポジションのリカバー対応が後手後手となり惨敗した印象。やはり外からのスムーズな先行が一つのキーワードになりそうではある。前走は大外から踏めるだけ踏んで追いかけたが距離の対応で脚を失った印象だった。今回は偶数外枠の中距離戦。自身の間合いでそれなりの湯加減を調整しやすく、好走条件は整っていると思う。不安点は状態が⑧と比して一枚劣る印象な事と距離の微妙な長さ。スパート距離が短いレースなら問題ないがロンスパレースになると苦しくなると思う。そのシナリオ次第で評価が分かれる馬と言える

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