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レース概要
昨年から京都菊花賞へ戻ったが、この条件には古くから語られる「定石」がいつくつかある。他の競走へ応用の利く部分もあるので整理して記しておきたい
・直結レースはダービーより皐月賞
色々なところで言われているだろうがダービー→菊の二冠は51年前にハイセーコーのライバルとして有名なタケホープが記録して以来。それ以前もクリフジという名牝が記録しただけになる。一方皐月と菊の二冠は2012年ゴルシ、2000年エアシャカール、1998年セイウンスカイなど50年で6頭いる。理由は皐月賞のコース形態との相性が考えられて、一般に意識されづらいが中山小回りの向正面(正確にはコーナー出口に向かってコーナー半分)は緩く下っている。ペースアップのタイミングがとても早くなりやすく、だらっと良い脚を使い続ける事を要求されるコースと京都外回りで残り1200から登り→1000切って下りという形が絶妙にマッチしている事が挙げられる。皐月賞の優秀な走りは菊花賞に直結しやすいので、今年の場合は黄色い帽子のあの馬が…w
・体重の重い馬は難しい
今年の凱旋門賞でやたら言われた印象の体格。それ以前に三冠馬は小柄が多いという話は私も大事に扱ってきて、オルフェーブルの時やメイショウサムソン、ネオユニヴァースの取捨に活用した思い出がある。一般に体格が大きいと単純に重さが物理的に重しとなって長距離の適性が失われやすい。小柄だと全体に占める心臓の体積や重さが割合を増すという話も理にかなっていると思う。小柄ほど有利という認識よりは体格が増すと不利になるという認識の方が合っているイメージで、それはまるでハンデ戦のような作用をもたらしている印象。500を超えると有意に戦績の差がつくので気にしない訳にはいかない
以上を踏まえて各馬を解説していきたい
④ダノンデサイル 横山典 栗・安田翔師
皐月不出走で相性は不明だが、ダービーのラスト1000、ラスト600の内容は圧巻の一言でジャスティンミラノ以外とはコース取りの差以上の決定的差を感じる。少し聞こえる「ダービーはまぐれw」論は全く間違いだと断言しておきたい。そのうえで今日の不安は超大型馬である事。直近の好例はキタサンブラックまで無いのだが、ダービーで後続につけた0.4秒差はG1着差として牡馬に限るとオルフェ、ゴルシ、キタブラ、コントレ、イクイノが達成したのみの記録。キタブラが含まれているリストは心強いし、それは彼がスーパーホースである事を示している
⑦ビザンチンドリーム シュタルケ 栗・阪口師
穴があるならこの馬かなと。きさらぎ賞の走りが非常にレベル高く、それが京都外回りの重賞であった事、前走が持っている実績からはイマイチの内容と思えるがステイヤーは叩き良化型がとても多いので良い予感がする事などが好材料。今年のメンバーは有力馬に大柄がとても多く、この馬か⑥ミスタージーティーくらいなんだよね、小柄なの
⑨コスモキュランダ デムーロ 美・加藤士師
皐月賞の内容は秀逸で評価する事に異論はない。血統を理由に過小評価するのはもったいないと思えるので、これまでの実績をそのまま評価する方が賢明と思える。不安なのは前走のラスト。さすがのロンスパだったけど落ちたところをアーバンシックに拾われた印象の負け方で距離対応の限界やセントライト記念のジンクスを感じる。直近こそ美浦3連勝、昨年は1~3着独占といえども美浦所属はクラシックを通して菊が初遠征となる事も多く高評価材料とは言えない。この馬は増して初遠征の京都2歳Sが唯一といっていい凡走。仕方なくおさえるまで、かな
⑩メイショウタバル 浜中 栗・石橋師
神戸新聞杯の逃げ方は自身の特徴をとても活かしており、同様のレースができるかどうかが問題点。それを踏まえてあのレースのラストは非常にラップが落ちておりやはり中距離適性が非常に高い事をうかがわせる。2着以上の残り目となると馬場のアシストが必須で、しかし今日はそのような状況にとてもなりそうにない…。最内1頭分、ローラーかけるなら話は別だがw
⑬アーバンシック ルメール 美・武井師
長距離資質を最も発揮しているレースはダービーと思われ、その着順が悪い事も悩みを深くさせる。ジンクスから評価できる皐月賞も内容は実は悪く、後方から構えた馬にステイヤー資質を強く問っていたレース質から考えるに(体格的にも)やはり中距離馬としての優秀さが際立つ結果となっている。それを改善した前走の内容ではあったけど、正直ルメールJの腕が際立つ結果かなという印象が強い。今日も評価ポイントはまさにルメールJのみ。長距離戦だと名前を見た瞬間に即買いレベルの回収成績を誇っており、逆らうのは文字通りバカ。だからおさえる
⑯ヘデントール 戸崎 美浦・木村師
⑬以上⑦未満のステイヤー資質を実績から披露しているのがこの馬。ちょっとラス600の迫力が足りないのだが、評価レースの前走は0.6差のぶっちぎりだった事を考えるとサスペンドとするのが適切と思う。体格は〇だけど美浦馬な事がタマにキズ。それをカバーして余りあるNF天栄調整馬というのはむしろ強調材料とも思える。同じピンク帽で同ステップレース、同臨戦のドゥレッツァはとても心強い
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