23 札幌2歳S

2023/09/02

20**クラシック JRA札幌

t f B! P L

レース概要

 開催最終週に行われる2歳戦という事で、時計的に低レベルに見えるレースが多い事が通例。ソダシの3年前だけ異例の高速馬場でそれでも1分48秒2。50秒を切る時計だと優秀と思われる程遅くなるという事は、「速く走る才能」は問われず「タフで強い」事を求められるレースになりやすい事を示唆している。 要注意血統にその点が強く反映されており、洋芝コースらしくトニービンゆかりのドゥラメンテ・ルーラーやステイゴールド、特にゴルシの名前が挙がるが、注目しておきたいのはStorm Catの系統。キズナは母父のStorm Catを強く出す産駒が多いのでディープ系というよりはStorm Cat系の亜種として見るほうが良い。
 このレースだけを考えた時は、馬場の対応と末脚の総合力、ロンスパ力が明暗を分けそう。パワー要素の強い馬場になればなるほど、将来に参考となりにくい結果になるだろう点は覚えておきたい。過剰な高評価につながりやすい。

④セットアップ 横山武 欧Danzig系>米ミスプロ系>サンデー

ジオグリフの感覚で推してみたいなと考えはしたが、こちらは母系深くからのスタミナ・タフさ要素の下支えなく、前走の映像もラストにかけて一杯の様子だった。距離やペースは前走がギリギリだし、逃げ馬は全く良績がないけれど、未来も含めて覚えておきたい。1600の前残りで大駆けはどこかで全然想像できる。

⑥ウールデュボヌール ルメール キタブラ>ハービン>バブ

前走は厳しい馬場で、レース内容はかなり厳しい展開を勝負根性で耐えて前に出し切ったというもの。並ぶと抜かせない根性やタフさは光るがスピードの有無が分からないというか主観で判断すれば有るタイプには見えない。本当にトップ級のスピードがあるなら1コーナーでおさまってないと思うんだよね…。中1週の厳しさといい高評価はできないが、切り捨てる訳にはいかない程の存在感はある。

⑦ギャンブルルーム 松山 キズナ>ヴァーミリ>米ボールドルーラー系

非常にレベル高いメンバーもさる事ながら、映像を見ると衝撃の決定力。スーパーホースを予感させる末脚と控えめに評価しておきたい。血統構成がどれもパワー兼備の速力を持っており、ここでも衝撃を見せる可能性は高い。私はこの馬を追いかけて今年のクラシック戦線を見ていく事になりそうな気がする。

⑧パワーホール 横山典 スワリチャ>欧Danzig系>Kingmambo

新種牡馬で意外にも大成功を収めている父はトニービンの影響強いハーツクライ産駒。血統は狙いに合致している。前走はムリして逃げた印象ではなかったがスローすぎて内容は評価不能。超高速馬場とはいえラス1が最速の11.1秒、追いすがる後続を滑らかな切れ味で突き放す様は目を引いた。今後も要注目。

⑨ガイアメンテ 武豊 ドゥラメ>米ボールドルーラー系>米マッチェム系

ドゥラメンテの成功方程式である米短距離系の母系とのかけ合わせであり、血統的には文句ない。レベル高いメンバーだったと思うし普通に高評価できそうではあるが、鞍上が大げさに宣伝している関係で過剰人気気味と言わざるを得ない。そのわりに⑧とか⑦ほど強烈な印象が残るパフォーマンスだっという訳でもない。確かに極悪馬場でタフなスピードは披露しており、今年の馬場とレーステーマにはうまくハマる可能性も感じる。はまったところで人気が薄い訳でもなく、来られてうれしい存在でもないので、仕方なくおさえておくというスタンスが吉。

⑩ロジルーラー 菅原明 ルーラー>サンデー>欧その他系

血統はドゥラメと並んで激アツのキンカメ系ルーラーシップ。どちらもエアグルーヴの影響が強い事がアツいポイントになる。強烈に推す程強いポイントがある訳ではないが、かといって非凡な能力は感じる。前走は非常にタフな条件をしのぎ切って勝っており、今日の条件は向く条件になる。それを思うと条件的に⑧はやや向かず⑦は実績的には向くと思えないという評価になるか…。馬場の条件が思っているより悪いようなら⑦⑧の評価を下げて相対的に当馬の評価を高め、意外に速く内外そこまで偏りなく使えそうな雰囲気の馬場なら⑦⑧の評価を高めていけば良い。

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